「偉大なる父」
バングルの内側に刻んだ言葉です。
小さな頃からお父さんとお母さんが大好きでした。
大学で東京に来てから早5年、東京にもすっかり慣れて会社の仕事も
だいぶサマになってきた頃のお盆休み、実家に帰りました。
その帰り道です…。何も悲しいことなどないのに、新幹線の中で涙が溢れてきました。
大人になってからこんなに泣いたことがないくらい、トイレで泣きました。
お父さんとお母さんの子として育まれ本当に幸せだと、
自慢の娘にならなくちゃと、心の底から思いました。
昔は不思議だったけど「頑張りなさい」の代わりに
いつも「目一杯、楽しみなさい!」と少し強面に言う父。
上京してまだまだこれから!毎日の普通の出来事も、仕事も恋愛も遊びも、
隅から隅まで目一杯楽しむ気持ちをいつも忘れないようにとバングルに込めて作りました。
"Bird of Paradise" - 「凛とした姿がとても力強いイメージ」楽園の象徴とも言える植物。
内側に刻んだ想いに対して、それをわかりやすくデザインで表現できました。
この花のように、いつもしっかり胸を張って!
色鮮やかで、見る人までを明るくさせてくれるこの花に負けないように元気で朗らかに!
そんな気持ちをこのバングルを眺める度に思い返しています。
リングでは表現し切れなかった両親からの愛。
高価だから良いという訳ではありませんが、本当に一生の宝物です。
いくつになってもあの時、作った時に感じた色々な想いは心から消えることはありません。
バングルが音を立てる度、何か話しかけてきているような気がして、
今では365日ずーっと一緒に過ごしています。
込めた想いと全く同じ輝きで出来上がってきました!
以前にもオーダーしたことはありましたが、この時の仕上がりを見た時は正直驚きました。
込める想いで、こんなにも輝きが違うものなのか…と。
想い=バングルの輝き、あとはこれに見合う人になれるように、
切磋琢磨してゆきたいと思います。
「こんな願いを込めて作ったんだ〜」というバングル話はよくします。
お父さんには内緒にしていましたが、母経由で伝わってしまっているようでした。
今年のお正月も実家に帰りましたが、
洗面所にはずしたバングルを少し置きっぱなしにしていたら、
「こんなとこに、こんな高そうなもん、ほっといたらあかんやないかー!」と、
いい歳にして久しぶりに怒られました。高いだけが理由の説教には聞こえませんでしたが…。笑
作った時だけでなく、今でもバングルにまつわる想い出話は増えていきます。